出前授業(高校などへの講師派遣)

◎出前授業登録講師一覧 (PDF)

日本分子生物学会は、1万数千名の会員を擁する日本でも最大規模の学会で、その広い間口を活かし生物学分野の講義や実習などを希望される高校に講師(会員)を派遣しています。
全国どこでも “無料” で実施していますので、派遣を希望される高校は以下の情報を事務局までメールでお知らせ下さい。分野や実施形態に適した講師を派遣します。高校教諭研修会への派遣実績もあります。

メール送信先

日本分子生物学会事務局 生命科学教育担当
E-mail:education@mbsj.jp

※メール件名を “講師派遣希望” としてください。

※上記は出前授業などの生命科学教育事業に関する専用アドレスです。その他のお問い合わせはこちら

お知らせいただきたい情報
  1. 派遣先:高校名と連絡先(住所、電話番号、メールアドレス、ご担当者の氏名)
  2. 派遣内容:分野や実施形態
    (分子生物学全般あるいは特定の分野、理系のキャリアに関する講義ほか、実験・実習など)
  3. 派遣日時:ご希望の時期や候補日など
出前授業で最近実施したテーマ
  • DNA複製とPCRの仕組み(PCRと電気泳動によるコメの品種推定)
  • 英語による分子生物学講座
  • 動物の形態形成の分子生物学(講義+実体顕微鏡を使った実習)
  • ムシが運ぶ病気とそのリスク
  • 可視化と定量を考える
  • ゲノム編集の基礎と応用
  • ゲノム・遺伝子が生み出すヒトの姿と可能性
  • 脳の神経細胞新生メカニズムとその役割
  • 発表の技術(順序立てた話し方、人に聞かせる方法など)

 

これまでの実績(2024年9月現在、実施順):派遣先・参加人数・講師の氏名と所属機関
  • 折りたたみ

• 東京都立日比谷高等学校

25名

稲田 利文(東京大学医科学研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

28名

清水 秀幸(東京医科歯科大学M&Dデータ科学センター)

• 横浜創英高等学校

10名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 四天王寺中学校・高等学校

23名

住吉 麻実(関西医科大学附属生命医学研究所)

• 大阪府立天王寺高等学校

46名

上村 修平(大阪大学大学院医学系研究科)

• 大阪府立天王寺高等学校

46名

川根 公樹(京都産業大学生命科学部)

∘ 群馬県高等学校教育研究会生物部会

40名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

30名

嘉糠 洋陸(東京慈恵会医科大学医学部)

• 香川県立観音寺第一高等学校

68名

岩﨑 博史(東京工業大学科学技術創成研究院)

• 甲南女子高等学校

18名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 茨城県立竜ケ崎第一高等学校

36名

山田 雅己(福井大学医学系部門医学領域)

• 栃木県立真岡北陵高等学校

39名

佐野 健一(日本工業大学基幹工学部)

• 熊本県立宇土高等学校

26名

田仲 哲也(鹿児島大学共同獣医学部)

• 熊本県立宇土高等学校

54名

吉村 昭彦(慶應義塾大学医学部)

• 順天高等学校

14名

後藤由季子(東京大学大学院薬学系研究科)

• 東京都立調布北高等学校

244名

権藤 洋一(東海大学医学部)

• 香川県立観音寺第一高等学校*

73名

栗林  太(川崎医科大学)

• 熊本県立宇土高等学校

28名

上野  勝(広島大学大学院先端物質科学研究科)

• 熊本県立宇土高等学校

30名

嘉糠 洋陸(東京慈恵会医科大学医学部)

• 大谷高等学校

45名

小島 裕正(大阪公立大学大学院医学研究科)

• 神奈川県立厚木高等学校

19名

藤山秋佐夫(国立遺伝学研究所先端ゲノミクス推進センター)

• 大谷中学校・高等学校

26名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 高槻中学校・高等学校

12名

横倉 隆和(沖縄科学技術大学院大学)

*はオンライン開催

            *はオンライン開催

• 香川県立観音寺第一高等学校*

70名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 熊本県立宇土高等学校*

25名

島貫 瑞樹(沖縄科学技術大学院大学)

• 熊本県立宇土高等学校*

35名

松田 達志(関西医科大学附属生命医学研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

23名

権藤 洋一(東海大学医学部)

*はオンライン開催

            *はオンライン開催

• 香川県立観音寺第一高等学校

35名

菅野 雅元(広島大学大学院医歯薬保健学研究院)

• 香川県立観音寺第一高等学校

34名

菅野 雅元(広島大学大学院医歯薬保健学研究院)

• 東海大学付属高輪台高等学校

49名

稲田 利文(東北大学大学院薬学研究科)

• 東京都立日比谷高等学校

35名

権藤 洋一(東海大学医学部)

• 香川県立観音寺第一高等学校

67名

上原 啓史(長浜バイオ大学高大連携事業推進室)

• 東京都立日比谷高等学校

18名

海老原 充(関東学院大学理工学部)

• 東京都立日比谷高等学校

15名

田邊思帆里(国立医薬品食品衛生研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

16名

権藤 洋一(東海大学医学部)

• 神奈川県立厚木高等学校

18名

下池 貴志(国立感染症研究所)

• 熊本県立宇土高等学校

23名

古野 伸明(広島大学大学院理学研究科附属両生類研究施設)

• 熊本県立宇土高等学校

25名

本間 貴之(京都大学物質-細胞統合システム拠点)

• 大阪国際大和田高等学校

65名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 大阪府立四條畷高等学校

375名

宮田 信吾(近畿大学東洋医学研究所)

• 山梨英和高等学校

13名

松崎ゆり子(慶應義塾大学医学部)

• 沼津工業高等専門学校

40名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 立命館守山高等学校

9名

苅田 修一(三重大学大学院生物資源学研究科)

• 福島県立会津学鳳中学校・高等学校

177名

佐野 和美(帝京大学理工学部)

• 高槻中学校・高等学校

14名

下池 貴志(国立感染症研究所)

• 愛知県立刈谷高等学校

54名

駒野  淳(国立病院機構名古屋医療センター)

• 沼津工業高等専門学校

46名

大原 裕也(静岡県立大学食品栄養科学部)

• 宮崎県立宮崎工業高等学校

41名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 神奈川県立厚木高等学校

17名

大久保 直(北里大学医学部)

• 東京都立日比谷高等学校

19名

胡桃坂仁志(東京大学定量生命科学研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

18名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

16名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 熊本県立宇土高等学校

24名

北川 孝雄(山口大学大学院医学系研究科)

• 熊本県立宇土高等学校

26名

四方 雅仁(農業・食品産業技術総合研究機構)

• 茨城県立並木中等教育学校

35名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 福岡県立八幡高等学校

46名

高田  幸(熊本大学発生医学研究所)

• 福岡県立八幡高等学校

20名

石黒啓一郎(熊本大学発生医学研究所)

• 大阪府立天王寺高等学校

90名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 荒川区立第三中学校

37名

山口 良考(国際医療福祉大学成田保健医療学部)

• 福岡県立東筑高等学校

124名

北川 孝雄(山口大学大学院医学系研究科)

• 東海大学付属高輪台高等学校

42名

海老原 充(関東学院大学理工学部)

• 宮城県仙台第三高等学校

84名

東谷 篤志(東北大学大学院生命科学研究科)

• 大阪府立枚方高等学校

39名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

30名

石黒啓一郎(熊本大学発生医学研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

25名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 東京都立日比谷高等学校

22名

田邊思帆里(国立医薬品食品衛生研究所)

• 香川県立観音寺第一高等学校

67名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 茨城県立並木中等教育学校

34名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 熊本県立宇土高等学校

31名

中村  輝(熊本大学発生医学研究所)

• 熊本県立宇土高等学校

36名

續  輝久(福岡歯科大学先端科学研究センター)

• 淳心学院中学校・高等学校

265名

松田 達志(関西医科大学附属生命医学研究所)

• 徳島文理中学校・高等学校

142名

本間 貴之(京都大学物質-細胞統合システム拠点)

• 三重県立津西高等学校

105名

宮田 信吾(近畿大学東洋医学研究所)

• 東海大学付属高輪台高等学校

46名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

∘ 栃木県総合教育センター

19名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 東海大学付属静岡翔洋高等学校

30名

簗瀬 澄乃(大東文化大学スポーツ・健康科学部)

• 大阪府立枚方高等学校

52名

松田 達志(関西医科大学附属生命医学研究所)

• 福岡県立八幡高等学校

23名

大川 恭行(九州大学生体防御医学研究所)

• 神奈川県立光陵高等学校

12名

木賀 大介(早稲田大学先進理工学部)

• 東京都立日比谷高等学校

27名

柴田 武彦(首都大学東京大学院理工学研究科)

• 東京都立日比谷高等学校

23名

谷内 一郎(理化学研究所統合生命医科学研究センター)

• 東京都立日比谷高等学校

20名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 茨城県立並木中等教育学校

31名

山口 良考(国際医療福祉大学成田保険医療学部)

• 熊本県立宇土高等学校

38名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 宮城県仙台第三高等学校

174名

中川 誠人(京都大学iPS細胞研究所)

• 香川県立観音寺第一高等学校

66名

藤原 滋樹(高知大学理学部)

• 長野県屋代高等学校

43名

山岸 明彦(東京薬科大学生命科学部)

• 長野県屋代高等学校附属中学校

82名

山岸 明彦(東京薬科大学生命科学部)

• 東海大学付属高輪台高等学校

54名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 埼玉県立越谷北高等学校

85名

佐野 健一(日本工業大学創造システム工学科)

• 大阪府立枚方高等学校

66名

村田 成範(武庫川女子大学薬学部)

• 東京都立日比谷高等学校

26名

黒柳 秀人(東京医科歯科大学難治疾患研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

29名

名川 文清(東京大学大学院理学系研究科)

• 東京都立日比谷高等学校

27名

広田  亨(がん研究会がん研究所)

• 熊本県立宇土高等学校

27名

近藤 直英(名古屋大学医学部)

• 福岡県立明善高等学校

42名

竹内  隆(鳥取大学医学部)

• 福井県立若狭高等学校

27名

村井 耕二(福井県立大学生物資源学部)

• 法政大学女子高等学校

18名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 東京都立戸山高等学校

29名

権藤 洋一(理化学研究所バイオリソースセンター)

• 東京都立稔ヶ丘高等学校

26名

須藤 裕子(東レ株式会社先端融合研究所)

• 鈴峯女子高等学校

33名

中西  徹(就実大学薬学部)

• 東京都立稔ヶ丘高等学校

19名

柴田 武彦(理化学研究所)

• 法政大学女子高等学校

7名

田邊思帆里(国立医薬品食品衛生研究所)

• 大阪府立枚方高等学校

58名

駒野  淳(国立病院機構名古屋医療センター)

• 東京都立日比谷高等学校

41名

鈴木 崇之(東京工業大学大学院生命理工学研究科)

• 東京都立日比谷高等学校

36名

谷内 一郎(理化学研究所統合生命医科学研究センター)

• 東京都立日比谷高等学校

33名

原  孝彦(東京都医学総合研究所)

• 熊本県立熊本北高等学校

14名

荒木 正健(熊本大学生命資源研究・支援センター)

• 熊本県立熊本北高等学校

14名

荒木 正健(熊本大学生命資源研究・支援センター)

• 横浜女学院高等学校

46名

坂本 泰一(千葉工業大学工学部)

• 福岡県立東筑高等学校

138名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 大阪府立生野高等学校

47名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 熊本県立宇土高等学校

28名

菅野 雅元(広島大学大学院医歯薬保健学研究院)

• 神奈川県立神奈川総合高等学校

21名

松崎ゆり子(慶應義塾大学医学部先端医科学研究所)

• 大阪府立枚方高等学校

59名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 大阪府立枚方高等学校

57名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 東京都立井草高等学校

37名

末次 志郎(東京大学分子細胞生物学研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

23名

正井 久雄(東京都医学総合研究所)

• 東京都立日比谷高等学校

22名

中村 哲也(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科)

• 東京都立日比谷高等学校

23名

谷内 一郎(理化学研究所統合生命医科学研究センター)

• 大阪府立生野高等学校

30名

篠原  彰(大阪大学蛋白質研究所)

• 啓明学院中学校・高等学校

12名

本間 貴之(Imperial College London)

∘ 東京都生物教育研究会
第1・第2支部合同研修会

22名

小嶋 徹也(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

 

派遣先からお寄せいただいたコメント(抜粋)
  • 折りたたみ
  • このような機会を無償で実施してくださることに感謝しています。大学の専門の先生に、高校に来ていただき直接講義を聞けることは、生徒にとってもよい経験ですし勉強にもなると思います。今後もこのような事業を続けていただきたいと思います。また機会があったら是非とも活用ささせていただきたいと考えております。
  • 高校生に対して、大学の先生が講義いただけることは非常にありがたいことです。特に分子生物学分野は日進月歩で、少し勉強をさぼっているとついていけない内容が教科書に出てくるありさまで、生物の教師は大変な日々を送っています。
  • 初めての経験でしたが、大変有意義な行事となりました。今後も続けて頂きたいと思いますし、このような最先端の内容は我々高校教員では指導しにくい状況です。ありがとうございました。
  • 高校ではなかなか行えない実習を行えたことに生徒たちは大喜びでした。生物学への関心が高まり、観察・実験の技能が身につきました。
  • 今回のような、具体的な内容で、簡単な実習・実験があれば、非常に有難いです。授業展開の関係もあり、時期が難しいですが、1年に複数回お願いできれば、さらに助かります。
  • 講師派遣事業として広くアウトリーチ活動をしていただくことによって、高校生の分子生物学への興味や関心が高まり、広がっていく様子が本講義を通じて感じられました。今後も、ぜひご活用させていただきたいと考えております。大変ありがとうございました。
  • 今の勉強が将来どのように応用されて、研究職とはどのような仕事で、どんな夢のあるものなのかということを語っていただける機会はあまりないため部員たちにとってとても有意義な時間になったと思う。進路決定の前にこのような講演を生徒たちに聞かせることが出来れば理系進学者も増えるかと思われる。
  • 女性の研究者というロールモデルになる女性から指導を受けたことは、自分の将来のイメージをもてる機会になり、大学進学後のモチベーションを高めるものだった。
  • 講義はとてもわかりやすく、理解しやすかったです。具体的な例や写真がたくさんあったのでとても身近に感じ、楽しく聞くことができました。生物は苦手だったので、話を聞けて本当に良かったです。
  • 内容がとても難しいものだったので理解できないところも多かったのですが、とてもいい経験になったと思います。
  • とてもおもしろく勉強させていただきました、生物という分野にさらに興味が持てました。
  • 将来、英語を使えないと研究でとても不便だなぁと思った。
  • 自分たちの能力などはまだまだ広げていけるという言葉にも力をもらえました。もっといろんなことに挑戦していけそうです。
  • 生物は思っていた以上に化学と深く関わっていておもしろいと思いました。私は学校では化学の授業をとっていますが、大学では生命科学をやりたいので、今日の話を聞いてとても楽しみになりました。
  • 忙しい中、私たちの講義のために学校に来てくださってありがとうございました。私たちは遺伝についてまだほんの少ししか知らないけど、生物はとても奥が深くて、自分たちの生活につながっているのがおもしろかったです。
  • 物理選択で専門的なことはまったく分からない私でも、内容に興味をもて、分かりやすかった。生物を自分で勉強したくなった。
  • もっと難しい内容かと思ったが、とても役立つ面白い内容でとても興味がわいた。文系ながら、このような研究に興味をもててよかった。
  • やはり自分は生物の分野に関わることを仕事にしていきたいな思いました。
  • まだまだ専門家の間でも知られていないことが多いことがわかった。高校生ではできることが少ない反面、柔軟な考えをし、たくさんの仮説を立てたいと思う。
  • もともと生命科学の方面に興味を持っていたので、実際の研究がどのようにされているかわかり、とても良いものになりました。
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