学術機関との連携について
第48回日本分子生物学会年会
- 「MBSJ2025ポスター賞」への応募(日本生物物理学会の学生会員)
- 「マッチングイベント企画」へのテーマ応募(日本生物物理学会の会員)
- 「Poster Clinic by EMBO Press」の開催
EMBOとの連携について
分子生物学会ではEMBO(European Molecular Biology Organization/欧州分子生物学機構)の協力を得て、年会でのコラボレーション企画などを行っています。
EMBOはJSTとの間で2023年7月に包括的協力覚書を締結しました。これにより特定のJST事業で支援を受けている日本の研究者が、EMBOの実施するYoung Investigators Programme(生命科学分野の若手研究者を対象に国際ネットワーク形成を支援)やScientific Exchange Grants(EMBOメンバー国等の研究室間における新たな関係構築を目的とした研究室訪問を支援)などのプログラムへ応募できるようになりました。また、日欧の優れた若手研究者によるネットワークの醸成・拡大に向け、JST研究者とEMBO研究者のサイエンスワークショップを通じたマッチメイキング活動も行われています。
〔参考〕
- Global Gateway:欧州分子生物学機構(EMBO)との協力(JST website)
(JST-EMBO連携による活動内容紹介・JST研究者向け募集案内・EMBO websiteへのリンク等) - EMBO・EMBCと日本:日本の研究と欧州をはじめ世界の生命科学との連携(EMBOより提供)
分子生物学会年会のことなど、近年のEMBOと日本の連携の軌跡がタイムライン形式で紹介されています。
日本の生命科学研究者が利用できるEMBOの制度についてもコンパクトにわかりやすくまとめられています。 - サイエンスワークショップシリーズ紹介記事(EMBOより提供)
世界で活躍する欧州の研究者との知見の交換やネットワークの構築・強化の機会として、JSTとEMBOの協力によりこれまでに日欧で計2回開催されています。2026年には第3回ワークショップがYoung Investigator Network Meetingとしてチェコのプラハで開催される予定です(詳細は上記JSTのGlobal Gateway参照)。
日本生物物理学会との連携について
日本分子生物学会と日本生物物理学会は、2022年1月より2年間、両学会会員の交流と将来の共同研究推進のため連携することになりました。
2022年(第45回)分子生物学会年会は、生物物理学会の協力を得て企画・運営を進めます。年会組織委員会には生物物理学会会員の方にも参画いただきます。両学会による合同セッション(ジョイント・シンポジウム)なども企画予定です。連携期間中に開催される両学会の年会においては、相互の学会会員が同様の資格で参加・発表できます。また2023 2024年に生物物理学会が開催する国際生物物理会議(IUPAB2024)にて、本学会はジョイント・シンポジウムの企画などの学会協力を行う予定です。
日本生物物理学会ホームページ
2025年更新
日本分子生物学会と日本生物物理学会は、両学会会員の交流と将来の共同研究推進のため連携することになりました。
今回の連携期間は2025年12月末までとなっており、この期間中に開催される両学会の年会(第48回日本分子生物学会年会・第63回日本生物物理学会年会)においては、相互の学会会員が同等の会員資格で参加・発表できます。また、相互の年会において以下の応募資格も付与されています。
第48回日本分子生物学会年会
- 「MBSJ2025ポスター賞」への応募(生物物理学会の学生会員)
- 「マッチングイベント企画」へのテーマ応募(生物物理学会の会員)
第63回日本生物物理学会年会
- 「日本生物物理学会学生発表賞」への応募(分子生物学会の学生会員)
生物物理学会といえば、分生の第45回幕張年会(MBSJ2022)を思い出す方もおられるかもしれません。今年の生物物理学会の奈良年会では、会期前日に前夜祭も開催予定とのことです。特に学生会員の皆さんは、この機会の活用をぜひご検討ください。
会期:2025年9月24日(水)~26日(金)
会場:奈良県コンベンションセンター
事前参加登録受付期間:4月18日(金)~6月30日(月)
発表登録受付期間:4月18日(金)~ 5月16日(金)
「日本生物物理学会学生発表賞」申込期間:4月18日(金)~ 5月16日(金)
日本生態学会との連携について
日本分子生物学会と日本生態学会は、両学会会員の交流と将来の共同研究推進のため連携することになりました。CRISPR/Cas9などにより非モデル生物の遺伝子操作が可能となりつつあること、生態学分野においても分子生物学的手法が用いられる機会が増加していることなどから、両学会の人材交流により新たな研究分野の創出につながることを期待しています。
生態学会会員(正会員、学生会員)の方は分子生物学会の第41回年会(2018年11月・横浜)、第42回年会(2019年12月・福岡)に分子生物学会会員と同じ資格・参加費で参加することができます。また、分子生物学会年会および生態学会大会において、合同企画ワークショップやフォーラムを開催する予定です。
日本分子生物学会・日本生態学会合同企画「分子生物学×生態学:生物学を原点に回帰する」
第66回日本生態学会大会における日本分子生物学会との合同企画・連携企画シンポジウム
【合同企画】
- ME01:非モデル生物を用いた環境適応の分子基盤研究:分子生物学者と生態学者と共同研究とは
【連携企画】
- ME02:生物の多様な環境応答:その制御機構解明のための多様な分子生物学的アプローチ
- ME03:環境DNA研究のフロンティア:生態学と分子生物学からのアプローチ
